漆で寿ぐ 2021

漆で寿ぐ 2021

会期:2021年1月7日(木)から1月17日(日) 

   月曜火曜水曜休廊

   13時~19時 最終日17時まで


 大野麗子 佐野佳亮 中静志帆 


art space Morgenrotは、おかげさまで5年目を迎えることができました。

今年も新春は、漆作品で皆様をお迎えします。三人三様の表現をお楽しみください

本年が皆様にとって穏やかな一年でありますように。

これからも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


以下作家プロフィール

大野 麗子 Reiko Ohno

乾漆菓子皿

103×103mm

麻布乾漆に和紙を貼り、その上に和紙の切り絵を貼っています。

そこに色漆で色を付けて仕上げています。

〈略歴〉

2002年 東京藝術大学美術学部工芸科卒業

2004年 東京藝術大学大学院美術研究科漆芸専攻修了

現在、東京都練馬区にて制作活動をおこなっています。

〈主な展覧会〉

石川県伝統産業工芸館、国立ガレリイキルシュ、調布プラザギャラリー、吉祥寺リベストギャラリー創、南青山モルゲンロート等にて、

個展、グループ展、企画展に参加。

季節によって姿を変える植物や、空模様などをモチーフに日常使いの漆器を制作しています。

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佐野 圭亮 Keisuke Sano

略歴

1994 年 群馬県高崎市生まれ

2017 年 東京芸術大学美術学部工芸科卒業 同大学大学院入学

2020 年 同大学大学院修了

受賞

2017 年 第 65 回東京芸術大学卒業・修了作品展 荒川区長賞

    第6回そば猪口アート公募展 特別賞

2018 年 東京芸術大学安宅賞 第54回神奈川県美術展工芸部門 大賞

    第7回そば猪口アート公募展 大賞

    伊丹国際クラフト展 奨励賞(老松賞)

     AAC2018(Art meets architecture competition) 優秀賞

2020 年 三菱地所 三菱地所賞

    日本漆工協会 漆工奨学賞 収蔵ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)

「工芸」それは日本人が独自に編み出した美の舞台。

私は素材と技巧の演出を手練手管で試みる。

言葉にならない暗黙知のその先へと踏み込みたい。

だからこそ、この手から”漆”の美しさをひたすらに。

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中静 志帆 Shiho Nakashizuka

1987年 東京都出身

2013年 東京藝術大学美術学部工芸科漆芸卒業

2015年 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸修士課程修了

漆芸の伝統技法と現代の素材やデジタルファブリケーションを組み合わせた表現に興味を抱く。

アクリルに漆芸の沈金技法を施した作品を制作。

日常にある風景や動物などをモチーフとし、

透明な素材を用いることにより新たな表現の可能性を模索しながら制作している。



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