tissuecolorのいままでとこれから

tissuecolorのいままでとこれから

会期：2021年12月18日(土)から12月24日(金)　

　　　　　20日(月)21日(火)休廊

　　　　　13時～19時　最終日は18時終了

野左近 美咲　Misaki Nosachika

2016年からティッシュを使って着色する技法にtissuecolor®︎と名付けて作品を作っています。

気の向くままに向き合い続け、今日までティッシュを貼りつづけてきました。

「ティッシュを貼る」というと、とても単純なことですが、“なぜティッシュなのか、貼るというのはどういうことなのか”。ティッシュを貼る、重ねる、色を載せる、水をつけるという一連の作業を続けているうちにまるで手当てをする感覚に似ていると思うようになり、心地よい手当ての感触を探るうちに、今では”手触り”が作品における重要なテーマとなりました。そんな流れから生まれた作品たちの手触りを通して、アートとの対話で心が軽くなる瞬間に立ち会えたら幸いです。

略歴

1988年北海道生まれ。

独自に制作を始める。日頃から自然なものや手触りの良いものを好み、特に素材を使用した絵を描くことに興味を持ち、様々な素材を試すうちにティッシュにたどり着く。自ら編み出したティッシュを使用した独自の表現方法に”tissuecolor®️ “と名付け、多様化する価値観とリアルな感覚を忘れがちな現代の日常へ、多視点と手触りをテーマに作品を作り続ける。