田中若葉　保木詩衣吏　漆とガラスの二人展

田中若葉　保木詩衣吏　漆とガラスの二人展

会期：2023年6月29日(木)から7月9日(日)　

　　　　月火水休廊　

　　　　13時～19時　最終日は17時終了

　　 田中 若葉(漆芸)　保木 詩衣吏(ガラス)

田中 若葉　Wakaba Tanaka

ふとしたときに目に入る野花や草木、移り変わってゆく風景や気象をテーマに、螺鈿や卵殻、絵付けなどを施した漆の器やカトラリー、お茶道具を制作しています。

漆と言えば独特な艶感が魅力のひとつでもありますが、和紙肌や艶を抑えたマットな錆仕上げ、あえてざらつきを残した質感の作品など、様々な漆の風合いを活かしたものづくりを心がけています。

〈主な経歴〉

1990年　広島県出身

2013年　広島市立大学 芸術学部 デザイン工芸学科 漆造形専攻　卒業

2015年　広島市立大学 博士前期課程 芸術学研究科 漆造形研究室　修了

2018年　金沢卯辰山工芸工房 漆芸工房　修了

　　　　 現在金沢市内にて制作活動中

〈主な受賞、活動歴〉

2015年　第４回そば猪口アート公募展　大賞（2016年　特別賞）

2016年　第５６回日本クラフト展　招待審査員唐澤昌宏賞

2017年　インテリアライフスタイル東京2017（東京ビッグサイト／東京）

2018年　第７４回金沢市工芸展　金沢商工会議所会頭賞

　　　　個展「田中若葉 漆展　－いろはもよう－」（cafe＆gallery musse／石川）

　　　　「金沢 漆の物語 NEXT」（松坂屋名古屋店／愛知）　　

2019年 3人展「みたりもよう」（山ノ上ギャラリー／石川）

　　　　 個展「GALLERY 森×hako 漆器展」（GALLERY 森×hako／広島）

　　　　 4人展「器の表現四人展」（Gallery Land’s End／兵庫）

　　　　 3人展「秋を感じる器展」（伊勢丹新宿店／東京）

2020年　２人展「田中若葉・保木詩衣吏 漆とガラスの二人展」（art space morgenrot／東京）

　　　　企画展「あらたなる漆のチカラ展」（松坂屋名古屋店／愛知）

　　　　「新しい茶道具展」（クラフト広坂／石川）

2021年 「金沢工芸さんぽ」（阪急うめだ本店／大阪）

　　　　２人展「染と漆の2人展」（八百萬本舗 アルチザンPOP UP／石川）

　　　　２人展「田中若葉・保木詩衣吏 漆とガラスの二人展vol.2」（art space morgenrot／東京）

　　　　「女流漆作品展」（髙木糀商店/石川）

2022年　「夏のちいさなうつわ展」（伊勢丹新宿店/東京）

　　　　「週末はお茶遊び」（阪急うめだ本店/大阪）

　　　　「うるし展」（銀座の金沢/東京）

2023年　「春を楽しむ生活工芸」（いしかわ生活工芸ミュージアム/石川）

保木 詩衣吏　Shieri Hoki

作品説明

板ガラスに釉薬で絵付けを施し、焼成、研磨し、作品を制作しています。

ガラスに雪や落葉など朽ちていくものを”溜める””留める”ことをテーマとし、器をモチーフとした立体造形を行っています。 ”器は「思い」の形からなるものではないか。”日々器の制作を重ね、感じています。地上に溜まる水溜りのように、流れ消えていくものを慈しみ留める、「器」を制作しています。

1985 岐阜県飛騨市に生まれる

2009 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業

2012 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業

2015 卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了

2017 金沢市にて「保木 硝房」として独立

2023 金沢市卯辰山工芸工房　ガラス工房専門員

2011 第51回 日本クラフト展 入選

2011 第5回 KOGANEZAKI 「器のかたち」現代ガラス展vessels 奨励賞

2012 第20回 テーブルウェアフェスティバル 入選

2012 第5回現代ガラス展in山陽小野田 入選

2012 ビアマグランカイ9final 入選

2012 第52回 日本クラフト展 入選

2013 第21回 テーブルウェアフェスティバル 入選

2013 日本現代工芸展　新入選

2013 金沢国際ガラス展　入選

2015 現代ガラス展in山陽小野田 大賞

2015 15'日本のガラス展 がらすらんど賞

2017 第3回 アートと工芸の金沢オークションJR西日本賞

2018 第7回そば猪口アート公募展 優秀賞

2019 高岡クラフトコンペティション 入選

2020 テーブルウェアフェスティバル　入選 展覧会

2016 ガラスに見えないガラス展　能登島ガラス美術館

2021 富山ガラス造形研究所　創立30周年記念展　未来へのかたち　富山市ガラス美術館