身体尺
会期:2023年9月28日(木)から10月8日(日)
月曜火曜水曜休廊
13時~19時 最終日は17時終了
Eli Ben Arye 尾前勇向 郭隆國 梶原康紀
小石崇弘 薗部秀徳 多田雪畝 タオリグサリナ
中内安紀徳 羽生優月 藤原未弥
木工で作品を作る時に私達はものさしを手にします。 正確に真摯にものを作りたいからです。しかしそれだけでは作品は作れません。 「身体尺」は物と私達を繋ぎ、関係をつくるのに有効なものさしなのではないかと考えてみました。物や空間を捉えイメージの起点として身体尺を捉えてみたいと思います。
全ての時代に、全ての人々に。À tous les temps, à tous les peuples. メートル法は1791年にフランスでのデモクラシーと共に生まれました。このスローガンは1799年のものです。現代では国際的な基準となっています。 この基準が完全になればなるほど、かつての身体尺が有機的で魅力的な存在に感じられるのは何故でしょう。世界には身体尺で作られた物が多く存在します。
そこで私達は基準として、捉えるのではなく、空間や物のはじまりとしての身体をイメージし、展示を考えたいと思います。
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