漆で寿ぐ 2025
2025年1月16日(木)~1月26日(日)
13時~19時 最終日17時終了
月火水曜休廊
大野 麗子 黒沢 理菜 橋本 遥
2025年も年明け最初の展示は漆作品で皆様をお迎えいたします。
本年が皆様にとって幸多き一年でありますようお祈り申し上げます。
これからも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします
大野麗子 Reiko Ohno
八角乾漆皿「コデマリ」 152mm×152mm×16mm
植物模様に切り抜いた和紙を乾漆素地に貼って表現しています
季節の移り変わりを色濃く感じる場所で、植物や空模様などをモチーフに乾漆や木地の漆器、蒔絵や螺鈿のジュエリーを制作しています。
2002年東京藝術大学美術学部工芸科卒業
2004年同大学大学院美術研究科工芸専攻漆芸研究分野修了
現在、埼玉県にて制作活動中
黒沢理菜 Riina Kurosawa
1992年茨城県生まれ
2018年京都芸大修士課程修了
漆という素材と伝統技法の保存に関心があり、その為に若い人の目に留まるようなものを作ろうと思い、素材と形、形とデザイン、デザインと技法などにギャップのある作品を作っています。
今回は漆絵のお重を出品しています。筆仕事は、一つ一つの絵柄にその時その時の想いが乗ります。うれしかったこと、悲しかったこと、祈りなどが込められた模様はまるで感情のアルバムです。
橋本遥 Haruka Hashimoto
略歴
1984 東京都出身
2010 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程漆芸専攻卒業
2018 『シンビズム2』展出品 安曇野市
2021 『パルコde美術館』招待出品 松本市 松本PARCO
現在 東京藝術大学 テクニカルインストラクター
乾漆造形を軸に、伝統的な漆芸技法を用いた作品を制作。 人体をモチーフにした等身大オブジェや、茶器などの工芸作品の他、日常使いの漆器まで幅広く手掛ける。
漆芸教室やワークショップを企画し、漆芸作家や学生が社会と関わりを持ちながら、作家活動を行うための取り組みや仕組み作りも行う。 大量生産や使い捨てが主流の現代に、「漆」の魅力を少しでも多くの方へ伝える事が出来ればと思い活動しています。
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