Summer Triangle

Summer Triangle

会期:2020年7月15日(水)から7月26日(日) 

    13時~19時  最終日17時まで

    月曜・火曜休廊 


小室 えみ香(ジュエリー) 常信 明子(七宝) 松田 苑子(ガラス) 三人展


小室 えみ香 Emika Komuro

在るのに無い。無いのに在る。物質的にはそこに無いけれど、確かに在る感覚。

誰しもが一度は感じたことがあるであろうその何かは、本当の意味での”存在”であり、自然本来の在り様であるように私は思います。

かけがえのないときめきや感動を伴うその何かは、まるで宝石のようで、心の宝箱にそっとしまっておきたいような、そんな存在であると思っています。

手に取りたいけど手に取れない”何か”が、形になって手にとることができたら、どれだけ喜ばしく美しいことだろうという一心で、採集するようにドローイングを描き、それをもとにジュエリーをつくっています。

主に用いるのは様々な彩を表現できる七宝技法。ドローイングのイメージと質感、着用感を大事にしながら制作しています。

略歴

2012-2016 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 金工専攻

2016-2018 結婚指輪を主とするオーダーメイドジュエリー店にてデザイナーとして勤務

2018年より彫金・七宝技法を主に使った工芸・ジュエリー作家として制作を開始

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常信 明子 Hiroko Joshin

  

「◎」  素材:七宝、銅、銀

「七宝」の技法を使って、「きれいなもの」や「おいしそうな」ものをモチーフにして

制作しています。皆様に美味しいものを召し上がるような気持ちでご覧頂けましたら嬉しいです。

略歴

2015年 東京藝術大学美術学部工芸科彫金専攻 卒業

2017年 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻彫金 修了

2020年 個展(横浜髙島屋)

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松田 苑子 Sonoko Matsuda

  

大切なものを仕舞うための特別な箱として『ときの箱』とタイトルをつけたガラスの箱をメインに制作しています。

お気に入りの箱の中に、大切に仕舞っていたものを取り出して、そっとふれてみる。

そんなひっそりとした特別で愛おしい時間を作り上げる手助けになるもの、使う人に寄り添うものを作りたい。と思っています。

耐火石膏で型を作りガラスを流し込む、鋳造ガラスの技法を用いて制作を行なっています。

木やワックス、石膏など色々な素材を使用して原型から制作しています。

触れたときにも心地よいように削って形を整え、言葉や思い出の花をモチーフとしてデザインした模様を思いを込めて表面に彫り込んでいます。

中に入れたものの形や色をうっすらとうつし出し、一日の光の移り変わりの中で絶えず表情を変化させるガラスの小箱に触れていただければ幸いです。

略歴

2011年 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスプログラム 卒業

2013年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程工芸学科ガラス造形 修了

2015年 金沢卯辰山工芸工房 修了

2018年 多摩美術大学工芸学科 ガラス研究室 助手 退職

現在京都府南部にて制作



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